東京都八丈島
88歳女性、口から血流し死亡 殺人で捜査 八丈島
2014年8月9日
東京都八丈島で5日に、奥山さい子さん(88)が自宅で口から血を流して死亡しているのが見つかり、警視庁が司法解剖した結果、頭や肋骨(ろっこつ)など複数の骨が折れ、死因は外傷性くも膜下出血などであることが8日わかった。警視庁は殺人事件と断定、八丈島署に捜査本部を設けて調べる。
署によると、八丈町大賀郷の奥山さん宅を5日午後1時ごろに訪問したヘルパーの女性が、仰向けで廊下に倒れている奥山さんを見つけた。司法解剖の結果、頭や顔、鎖骨など数カ所の骨が折れていた。奥山さんは、夫(86)と2人暮らし。夫の顔にも殴られたようなあざがあったが、認知症とみられ、詳しい経緯が聴けない状況だという。
奥山さん宅は、普段から無施錠だった。屋内が荒らされたような跡はないという。
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